月経困難症

月経困難症の症状

月経開始直前から、強い下腹部痛や腰痛、下腹部の膨満感などがある。
吐き気、おう吐、頭痛、めまい、立ちくらみなどの症状を伴うこともある。

月経困難症とは?

上記のように月経痛が強く、日常生活に支障があるなどの場合、月経困難症といいます。

月経困難症には子宮や卵巣に病気がある場合と、特に原因となる病気がない場合があります。

子宮や卵巣の病気があって起こる月経困難症を、続発性月経困難症といい、原因となる病気には子宮筋腫、子宮内膜症、子宮付属器炎、子宮内膜炎、子宮奇形などがあります。

病気がないのに起こる月経困難症を、原発性月経困難症といいます。
子宮を収縮させるホルモン分泌の過剰や自律神経失調症など心理的なもの、子宮発育不全や子宮の位置の問題が原因として考えられます。

月経困難症の改善

●プロスタグランジン合成阻害薬

プロスタグランジンが過剰に分泌されるために起こる月経痛や下痢、吐(は)き気などの症状に効く。インドメタシンの坐薬(ざやく)、メ フェナム酸、イブプロフェンなどの内服薬。プロスタグランジンは月経直前にもっとも多く分泌されるので、月経前に薬を服用すると症状がやわらぐ。

●漢方薬

患者の体質や症状に合わせて処方する。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)などが有効。薬効が出るまで、2~3カ月から1年くらい飲む必要がある。

月経痛には市販の鎮痛(ちんつう)剤を利用するのもよいでしょう。「月経痛は我慢しなければならないもの」と思い込んでいる人もいますが、その時期の短期間、鎮痛剤を使って快適に過ごす方が心身のためにもよい結果となります。痛みに対する恐怖心が薄れるだけで、自然に痛みが軽くなるケースも多いのです。

種類によっては眠気や胃が荒れるなどの副作用を起こすものもあるので、「この薬は合わないな」と思ったら別の薬を試し、相性のいい薬を探しましょう。ただし、鎮痛剤が効かないほど痛みが強くなった場合などは婦人科を受診した方がいいでしょう。

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