乳がん

乳がんの症状

・ 乳房にしこりがある。
・ 乳頭からの分泌物(血が混じる・茶褐色)。
・ 手を上げると乳房にへこみ、ひきつれができる。
・ 乳頭の湿疹・ただれ・びらん。
・ わきの下にしこりがある。(リンパ節が硬く触れる)

乳がんとは?

日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、婦人科系の病気の中では最も頻度の高いがんです。

がんにかかりやすい人を「リスクの高い人」といいますが、母親や姉妹に乳がんになった人がいる場合は、乳がんのリスクが少し高くなります。

カロリーの高い食事、脂肪の多い食事をよくとる肥満ぎみの女性や、初潮年齢の若い人、閉経年齢の遅い人、子供の数が少ない人や子供のいない人、最初の出産年齢が遅い人もリスクが高いと言われています。

また、乳がんで手術を受けた人のうち、100人に2~3人の人は反対側の乳房にもがんのできることがあり、特に母親や姉妹に乳がんの既往がある場合はそのリスクは大きくなります。

乳がんは浸潤性乳がんと非浸潤性乳がんの2種類に分類されます。

がんが少葉や乳管の中に限られていて、周囲に広がっていない状態を非浸潤乳がんといいます。

非浸潤がんは乳がん全体の約10パーセントほどですが、転移もなく手術により100%治りますので、予後(治療により治る可能性や生存率)の良い乳がんです。

このタイプには、少葉の中の終末細乳管で増える少葉がん・少葉の外の細乳管やさらに太い乳管内で増える乳管内がん・発生は稀ですが嚢胞の中に できる嚢胞内ガン・乳頭や乳輪部分の皮膚の中を破壊して広がる乳房パジェット(ページェット)病などがあります。

一方、乳管の中で増えたがん細胞が、周囲の組織との境(基底膜)を破壊して広がって行くものを浸潤性乳がんと呼び、乳がんの90%がこれに属します。

診断

1)自己検診

20歳を過ぎた女性は毎月、生理が終わって数日以内、閉経後や生理のない女性は毎月決まった日(例えば毎月1日とか)に、しこりがあるかどうかを自分で検査することをお勧めします。

大きな鏡で見ながら乳房のかたちの変化、くぼみの有無や皮膚の色の変化を調べたり、自分で触ってしこりを探します。乳頭から分泌物があるかを調べましょう。
異常が見つかったらなるべく早く乳がん専門医を受診して下さい。

2)定期検診

30歳を過ぎた女性は、年1回の専門医による定期検診を受けましょう。自分で見つけることができないような小さなしこりが発見されることもあります。また、専門医がしこりの状態を触診することによって、「乳がんらしいかどうか」がある程度はわかります。

しこりの小さい段階で発見・治療ができれば、5年生存率は95%以上になっています。

しこりがあるなど気になる点があれば、乳がんの診察は専門の乳腺外科で受けましょう。(専門医でなければ見逃しがちになるからです。)

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